March, 29, 2018, Pittsburgh--II-VI Incorporatedは、現金約8500万ドルでCoAdna, Holdings, Incを買収すると発表した。
取引価格には、CoAdnaの現金約4000万ドルも含まれる。取引は、2018年暦第3四半期に完了する見込みで、CoAdnaの株主、規制上の承認、通例の手続完了条件に従う。
CoAdnaは2000年設立、同社特許LightFlow液晶プラットフォームとII-VIのマイクロオプティクスをベースにした波長選択スイッチ(WSS)の世界的リーダー。CoAdnaのWSSモジュールは、フィールド配置成功の長い歴史があり、長年にわたり、II-VIの光増幅器、光チャネルモニタ、その他のROADMラインカードのII-VIコンポーネントと集積されてきた。ROADMラインカードは、II-VI、CoAdnaおよび顧客が設計したものである。
「CoAdnaとII-VIは、多年にわたり素晴らしいビジネスパートナーであり、相互の補完的製品と技術を利用して光トランスポート市場に貢献してきた」とII-VIのフォトニクスセグメントプレジデント、Sunny Sunはコメントしている。「われわれは相乗効果を利用してWSSビジネスを強力な販売チャネルで伸ばしていき、新製品のTime to Marketを短縮したい。われわれは、製造規模、比類のない垂直統合と幅広いポートフォリオフォリオにより、ROADM需要成長に向けて好位置にある。ROADMは、メトロネットワークアップグレード、新しいデータセンターインタコネクトアーキテクチュア、新興の5Gワイヤレスインフラストラクチャが成長の原動力である」。
ROADMラインカード向けの両社統合製品ポートフォリオに含まれるのは、固定、フレクスバンド1×N WSS、チューナブルMUX/DEMUX、デュアルチップポンプレーザ、パッシブコンポーネント、アレイEDFA、高分解能光チャネルモニタ、光タイムドメインリフレクトメタ。II-VIは、完全集積ROADMラインカードを設計、製造している。CoAdnaは、データセンターネットワーキング向け分散型クロスコネクトアーキテクチュアを特徴とするOvSプラットフォームで共同製品ポートフォリオに貢献する。