March, 27, 2018, Finland--フィンランドのVTT技術研究センター(VTT Technical Research Centre)と日本の日立ハイテクノロジーズ(Hitachi High-Technologies Corporation)は、シリコンフォトニクスと光データ転送コンポーネントの開発および商用化で協力する覚書に署名した。
この提携によりVTTは、同社が開発した新しいシリコンフォトニクス技術の適応性を高める機会が拡大し、一方日立の顧客は製品における付加価値が増大する。
VTTの販売とカスタマーパートナーシップ長、Himadri S. Majumdarは、「素晴らしい、相互に恩恵をもたらす経営モデルである。これにより、われわれは国際的なカスタマーシップを拡大することができる、併せて、われわれの顧客に完全なソリューションを提供できる」と話している。
実際、この提携は共同R&Dプロジェクトを反映するものとなる。両社は、それぞれの技術力を統合してエンドユーザーの要求を満たす新しいソリューションを実現する。もう1つの狙いは、VTT Memsfabの製造能力活用である。同ファブは、マイクロおよびナノエレクトロニクス材料とコンポーネントの委託製造を行っている。
共同プロジェクトに加えて両社は、国際会議や展示会にも参加する。その手始めはOFC2018だった。
(詳細は、www.vttresearch.com)