March, 15, 2018, 東京--富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)は、IEEE 100GBASE-ER4規格と互換の100G QSFP28トランシーバを世界で初めて製品化し、販売を開始した。
新製品は、高感度APD ROSA及びEML TOSAを適用することにより、高性能、小型化を実現し、既存のER4トランシーバとの相互接続性を確保した。 これにより、FOCは100GbEの40kmまでのメニューをCFP、CFP2、QSFP28の各フォームファクタで揃えたことになる。
近年、クラウドコンピューティング等の普及により通信トラフィックが急激に増加しており、さらに本格的なIoT(Internet of Things)時代を迎え、今後通信トラフィックの増加がさらに加速することが予想されている。この中で、データセンター、メトロネットワークにおいて、大容量、高密度、低コスト化の要求に対応するため100G CFP、CFP2からQSFP28へと小型化が進展してきた。しかし、技術的難しさからER4規格のQSFP28トランシーバは、現在まで製品化されていなかった。 新製品は、FECを使用せずにIEEE 100GBASE-ER4規格と互換性のある30kmシングルモードファイバ伝送が可能であり、既存のER4トランシーバとの相互接続性を確保している。 またFECを使用することにより、40㎞シングルモードファイバ(SMF)伝送が可能。
(詳細は、http://www.fujitsu.com/jp/foc/)