March, 13, 2018, 東京--三菱電機株式会社は、伝送速度400Gbpsの大容量高速光ファイバ通信で使用される送信モジュールの新製品として、IEEE 400GBASE-LR8規格に業界で初めて32個のTOSAで適合した「400Gbps 小型集積EML TOSA」のサンプル提供を4月1日に開始する。これにより、データセンターなどの光ファイバ通信機器収容局内の伝送速度の高速化と大容量化に貢献する。
新製品は「The Optical Fiber Communication Conference and Exhibition 2018」に出展した。
新製品の特長
8波長多重やPAM4変調方式などにより、400Gbpsの大容量高速通信を実現
・短波長用と長波長用TOSA(各4波長)を組み合わせることで、8波長の多重伝送を実現
・変調方式にPAM4を採用し、8波長で400Gbps(1波長あたり50Gbps)を実現
・長距離伝送に適した高い消光比と光出力のEML素子の搭載により、伝送距離10kmを実現
・IEEE 400GBASE-LR8規格に業界で初めて2個のTOSAで適合
・400Gbps光トランシーバのパッケージ規格であるCFP8にも適合
(詳細は、http://www.mitsubishielectric.co.jp/index.html)