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ID QuantiqueとSK Telecom、量子通信と量子センシング技術で協力

March, 2, 2018, Geneva--ID Quantique(IDQ)は、韓国の通信会社SK Telecomからの6500万ドルの戦略的投資を発表した。この投資は,量子暗号と量子センシングソリューションにおける世界的なリーダーとしてのIDQの地位を強化する。また、IDQの世界市場とパートナーシップ継続的開発に役立つ。
 調査会社ガートナ(Gartner)のデータでは、2026年にはワイヤレスネットワークを通じた見込み接続数が430億になる。この超接続5G時代においては、モバイル通信のサイバーセキュリティの重要性が飛躍的に高まる。この状況を背景に、量子暗号が、重要情報を守る不可欠なソリューションとして登場してきた。この技術は、特殊な量子鍵を使って伝送データを暗号化する。量子物理学の法則にしたがって、この鍵は傍受、盗聴が不可能である。
 調査会社、Market Research Mediaによると、世界の量子暗号通信は、2025年には247億5000万ドル産業に成長する見込みである。5GやIoTなどのマクロトレンドが、膨大なデータが交換される世界で、IDQの量子安全、量子センシングソリューションを加速する主因である。
 IDQは、SK Telecomと長期的関係を築いている。2016年、同社は200万ドル投資し、2017年にはIDQがライセンス供与した技術とノウハウをベースにして世界最小の量子乱数発生器(5×5㎜)を開発した。
 SK Telecomは、2011年に量子技術研究所を初めて設立し、ワイヤレス通信ネットワークに向けて量子暗号開発に継続投資している。この取引の一環として、SK Telecomの量子研究所は、IDQの一部となる。
 ID QuantiqueとSK Telecomは、並行して、量子センシング分野でも協力して行く。これは、IDQの中核的量子フォトニクス技術の成長を維持し、高い可能性を持つ産業市場に最も革新的なソリューションを提供するためである、とIDQはせつめいしている。
(詳細は、https://www.idquantique.com/)