February, 20, 2018, Waltham--Global Advanced Metals Pty Ltd (GAM)は、ペンシルバニア州ボイヤータウンのTekna TEKSPHEROプラズモ球状化処理装置の稼働を発表した。同社は、タンタル製品のリーディング生産者。
同装置は、先進的積層造形法(AM)や金属射出成形向けの球状タンタルおよび他の高融点金属粉末製造のための新しいプロセス開発ファシリティの一部。
同装置は、多様なタンタル供給材料から球状粉末を製造する。粒子サイズは、狭粒径または広粒径分布で、10~100µmの範囲。標準酸素含有量は、600~1000ppmであるが、低酸素(<250ppm)粉末もオプションとなっている。
同社CEO、Andrew O’Donovanは、「当社の新しいプロセス開発ファシリティは、プロトタイプおよび商用パーツの3Dプリンティングに使用できる球状タンタル粉末製造を可能にする。積層造形法(AM)により複雑なタンタルパーツをプロトタイプ製造できることで、設計者は、軍事、航空機、医療および他の要求が厳しい産業におけるアプリケーション向けに新しい材料選択肢が得られる」とコメントしている。
GAMは、プロトタイプや商用部品の製造のために、レーザおよび電子ビーム3Dプリンティング分野の専門技術者との関係を構築している。独特の物理特性と複雑な形状のタンタルパーツのプリンティング成功が、開放細胞構造を含め、実証されている。
(詳細は、www.globaladvancedmetals.com)