January, 24, 2018, Warsaw--Skanskaの中東欧商用開発事業部門は、半透明ペロブスカイト太陽電池によりオフィスビルを商用規模でカバーする世界初のデベロッパーになる。これは、エネルギー自給自足ビルへのアプローチを変革することになる。Saule Technologiesが技術プロバイダー。最初の実装試験は、ポーランドで2018年に予定されている。
エネルギー的に独立したオフィスプロジェクトが、ビルの正面に組み込み準備ができているペロブスカイト技術によって今現実になろうとしている。Skanskaは、2018年にテストセルを同プロジェクトに適用し、ゼロエネルギーおよびカーボンニュートラルなオフィス投資に向けて重要な節目を達成しようとししている。同社は、Saule Technologiesの太陽電池ソリューションを使用する独占権を得ている。これは、両社がライセンスベースで契約しており、全世界のSkanska市場で、ビルの正面と遮音塀に採用される。ペロブスカイト技術は、デベロッパー、テナントおよび地域社会にとって利益になる。実装コストは有利であり、エネルギーコストと消費は低く、二酸化炭素排出量は下がる。
ペロブスカイトは、シリコンに取って代わる可能性がある結晶材料で、太陽電池アプリケーションでは現在、世界で最も注目されている半導体。Saule Technologiesは、自由形状ペロブスカイト太陽モジュールのインクジェットプリンティングに2014年から取り組んでいる。モジュールの安定性と耐水性により、モジュールは建設業界にとって理想的となっている。同社は、太陽エネルギー発電とオプトエレクトロニクスでペロブスカイトアプリケーションの最先端研究を行っている。これは、UK、イスラエル、ドイツ、イタリア、スペインの主要国際的大学との協働である。また、日本の投資家を役員に加え、ポーランド国立R&Dセンターおよび、いくつかの研究助成金を2000万超ユーロを獲得している。Saule Technologiesは、現在大規模、プロトタイプ製造ラインに取り組んでいる。
スウェーデンを拠点とするSkanskaグループは、主要なグリーンデベロッパー、建設業者になろうとしている。同社は、2001年からUnited Nation Global Compactに加盟している。
(詳細は、www.skanska.com)