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VTT、金属3Dプリンティング粉末開発にプラズマ技術を採用

October, 3, 2017, Tampere--フィンランドのVTTテクニカルリサーチセンターの新しいプラズマ装置が、産業製造工程と新製品開発を促進する。原材料から製品までの全製造チェーンが、加速され、合理化された。
 材料開発は3Dプリンティングにおける次のステップへの前進である。プラズマ装置は、3Dプリンティング粉末の開発と実験的試行のためにタンペレのVTTに設置された。プラズマ処理は様々な原材料の特性を変える、例えば材料の流動性が3Dプリンティング装置で必要とされるレベルまで上げられる。プラズマ処理の役割は、特に金属セラミック複合粉の加工で強調されている。
 ヨーロッパには同等の装置はわずか数台しかなく、それらは主に研究分野だけで利用されている。VTTの装置は、学術と産業に利用可能である。産業および研究チームのニーズを満たす広範な材料組成を提供できるVTTの能力は、大きく拡大しつつある。装置メーカーとエネルギー部門が特に、プラズマ処理の恩恵を受ける。研究機関や大学も同様である。
 新しい設備は、粉末材料向けVTTパイロット環境の一部をなす。粉末から製品まで生産チェーン全体でパイロット規模のデモンストレーションが可能になる。
(詳細は、www.vttresearch.com)