September, 22, 2017, 東京--古河電気工業は、チリ共和国の大学に光ファイバネットワークを構築し、2017年3月に引き渡し式典を開催した。世界最先端の光ファイバケーブル技術を導入することで、歴史的な建造物を残しつつ、大容量高速通信を可能とした。
古河電工は、日本の総務省事業の一環で実施されたチリ共和国のテクニカ・フェデリコ・サンタ・マリア大学(Universidad Tecnica Federico Santa Maria、以下UTFSM)の光ファイバネットワーク構築を受注し、このたび引き渡し式典を開催した。
UTFSMは、1929年の設立であり、歴史ある校舎に新規の光ファイバケーブルを敷設するには課題を抱えていた。古河は、細径で外被を低摩擦化した光インドアケーブルである「低摩擦インドアケーブル」を用いることで、配管の狭いスペースへの敷設を実現した。さらに構内のバックボーンには、施工性に優れ、細径かつ軽量である「ローラブルリボンケーブル」を採用し、歴史的な建造物を残しつつ、約30心kmの光ファイバネットワークを有するインテリジェント・ビルディングを実現した。
(詳細は、www.furukawa.co.jp)