September, 19, 2017, Cambridge--FDM 3DフィラメントのメーカーInnofil3DとSMA(スチレン無水マイレイン)製造大手、Polyscope Polymersは、提携して3Dプリンティング向けにPVA適合ABS(acrylonitrile butadiene styrene)フィラメント、ABS Fusion+を開発した。
ABSは、多くのアプリケーションで使用されている熱可塑剤。3Dプリンティングの登場で、汎用性とオペレーティングウインドウの大きさのために、ABSが理想的な材料と見なされた。残念ながら、それは期待に沿うことはなかった、材料と床面を支持する付着力に課題があったためである。
今では、ABSプリンティングで、付着のために溶液、テープを試す試行錯誤は過去のものになった。ABS Fusion+は、要求の厳しい3Dプリンティングアプリケーションでユーザーにとって真のソリューションである。水溶性の支持への付着性、プレートの形成、少ない反りのためである。これらにより、技術的、機能的部品の手間のかからないプリンティングが可能になる。ABS Fusion+は、バーミンガムのTCTshowで発表される。
市場で入手可能なABSフィラメントの大半は、主に汎用インジェクションモールディンググレードである。これは、材料特性やこれらFDMフィラメントの利用に悪影響をもたらし、エンドユーザーは3Dプリンティングの最大可能性を利用できない。ABS Fusion+によりInnofil3Dは、3Dプリンティングに最適化されたエンジニアリングフィラメントを提供する。ABS Fusion+は、PolyscopeのXILOY 3Dから造られており、直径1.75㎜と2.85㎜、色はナチュラル、グレーおよびブラックで提供される。
(詳細は、www.innofil3d.com)