September, 19, 2017, Ness Ziona--3Dプリントエレクトロニクス分野のリーダー、ナノディメンション(Nano Dimension Ltd)は、DragonFly 2020 Pro 3D Printerを発売した。
DragonFly 2020 Proを使うことでPCBプロトタイピング特有の複雑さ、ボトルネックの多くが取り除かれ、エレクトロニクス開発に関わる企業は開発周期をコントロールでき、高速かつ安全、コストエフェクティブなエレクトロニクス開発を素早く進めることができる。設計者やエンジニアは、多層PCBを3Dプリンティングすることにより、概念実証から、デザイン評価、テストフィクスチャまでを急速に革新できる。
大型DragonFly 2020 Proは、Nano Dimensionのベータ期中にテストされたデスクトップサイズのモデルを置き換える。サイズと機能の進化は、顧客からの貴重なフィードバックの直接的な成果。「Pro」モデルの利点には、高精度と高解像度、簡単保守、拡張可能なプラットフォームが含まれる。
「この次世代DragnFlyによる3Dプリンティングは、エレクトロニクス開発を変革することになる。ワークフローの最適化により、PCB設計と試験サイクルを数カ月あるいは数週間から数日に短縮する。より多くの、また容易な反復は、イノベーションを一段と促進し、企業業績を向上させる」とNano Dimensionのチーフビジネスオフィサ、共同創始者、Simon Fried氏はコメントしている。
DragonFly 2020 Pro 3Dプリンターは、3Dプリントエレクトロニクス向けのワンストップソリューション。同システムを利用することでユーザは、様々な機能および特徴が得られる。
・精密なインクジェットデポジションシステムによる高解像度のトレースとスペースの印刷
・フルレンジ多層PCBフィーチャの構築、これには埋込ビアやスルーホールなどのインタコネクションが含まれる。
・開発しながら、独自のデザイン情報、機密情報を社内に保持
・プロフェッショナル多層PCBプロトタイプ、アンテナ、実験的電子回路などを素早く製造し、素早い修正、より創造的なボード設計が可能になる。
(詳細は、www.nano-di.com)