July, 24, 2017, Paris--Bodycoteは、粉末冶金を使って複雑なコンポーネントの製造で使用される一群の積層造形プロセス、Bodycote Powdermet技術を発表した。同社は、熱処理とスペシャリスト熱加工サービスを提供する世界最大のプロバイダー。
Bodycote Powdermet技術は、3Dプリンティングと、確立されたネットシェイプおよびニアネットシェイプ(近似成形)技術を統合する新しい特許申請中の技術を組み込んでいる。この新技術は、同じ部品を3Dプリンティングだけを使って製造する場合と比較して、製造時間と製造コストを劇的に削減する。
Powdermet技術は、完全な粉末固化を保証し、構造的均一性を達成、内部気泡や固化されない粉末の欠陥を除去する。プロセスは、表面特性や厚さを変えることで、他の製造技術よりも高い構造的完全性でコンポーネントを製造することができる。より大きな構造を形成するためのブレージング、溶接パーツの必要性はなくなる。代わりに、完成品は1つのシームレスなコンポーネントとして製造され、3Dプリンティングの制約によるサイズの限界もほとんど回避可能である。コンポーネントの異なる部分は、理想的で最もコスト効率がよいソリューションを示す多様な合金から作ることが可能である。コンポーネント設計は、実際の性能要件に調整でき、後続の加工作業の制約を受けない。
(詳細は、www.bodycote.com)