July, 10, 2017, 東京--三菱電機は、プロジェクター用半導体レーザの新製品として、業界で初めてメニスカスレンズを内蔵した発光波長638nmでパルス駆動光出力2.5Wの赤色高出力半導体レーザ「ML562H84」を9月1日に発売する。外付けのコリメートレンズが不要となり、プロジェクタの光学設計の簡素化や光学機器の小型化・低コスト化に貢献する。
新製品の特長
1.業界初のメニスカスレンズ内蔵により、プロジェクターの設計簡素化などに貢献
・独自設計のメニスカスレンズ内蔵により、レーザ光の広がりを従来品※4比約700分の1に低減し平行光化を実現
・外付けのコリメートレンズが不要となり、プロジェクタの光学設計の簡素化や光学機器の小型化・低コスト化に貢献
2.業界最高のパルス駆動光出力2.5Wを実現
・レーザ光の利用効率98%以上を達成し、レンズ内蔵でも従来品と同じ業界最高のパルス駆動光出力2.5Wを実現
・視感度の高い波長638nmとパルス駆動光出力2.5Wにより、レーザダイオード1個あたり約120ルーメン相当の光源の構成が可能
・放熱性の高い大型のφ9.0mm TO-CANパッケージにより、パルス駆動光出力2.5Wを0~45℃の動作温度範囲で実現
(詳細はwww.mitsubishielectric.co.jp)