July, 6, 2017, 東京--リコージャパンは、ドイツのグラッドベックに本社を置く3Dプリンターメーカー、EnvisionTEC GmbHとの間で、日本における3Dプリンターの販売特約店契約を締結した。リコージャパンはEnvisionTEC製の産業用3Dプリンターを、2017年中を目処に販売開始し、消耗品と保守サービスの提供までトータルで対応する。
リコーグループの3Dプリンター関連事業
リコーグループは、20年以上にわたる3Dプリンターを活用した製品設計の実績と、試作や金型などで培ってきた加工技術を有しており、これらのノウハウを活用した3Dプリンター関連事業を展開している。自社製の3Dプリンターの販売をはじめ、未導入の顧客に対しても、コンサルティング~3Dデータの設計~造形/納品まで一貫したサービスを、日本をはじめ欧州など海外でも提供している。
EnvisionTECは、主に試作品の製作用途の3Dプリンターとソリューションを世界60カ国以上で提供しており、高いシェアを誇っている。リコージャパンは、同社商品の日本での販売および消耗品と保守サービスの提供までトータルで対応することで、事業の拡大を図る。
EnvisionTEC製 3Dプリンターの特徴
EnvisionTECの3Dプリンターは、DLP(Digital Light Processing)および高速光造形方式を採用しており、高精細かつ表面が滑らかな造形物の製作が可能。100件以上の特許に基づく同社独自の技術を保有し、高品質と高生産性を両立している。また、40種類以上の3Dプリンターと70種類の造形素材を取り揃えており、簡易試作から高機能試作まで幅広く対応することが可能。
(詳細は、www.envisiontec.com/www.ricoh.co.jp)