July, 5, 2017, Milford--International TechneGroup Limited (ITI)は、European Horizon 2020研究プロジェクトSymbionicaへの参加を発表した。同プロジェクトの目的は、最先端の積層造形(additive manufacturing)、サブトラクティブ法(subtractive manufacturing)プラットフォームの開発である。これにより医療技術業界向けに完全カスタマイズ可能なスマート義肢を製造することができる。
Symbionicaは、カスタマイズ義肢の開発と製造の現状に対処するために形成された。現在の製造は、医療技術に使用できるコストと製造技術のために制限されている。新しいCAD、CAE、3Dプリンティング、マルチ材料アディティブ/サブトラクティブ製造プロセスを利用することで、カスタマイズレベルがより微細な、新しい一段と複雑なデザインが可能になる。医師は、個々の患者の特定のニーズに応えるインプラントを供給することができる。
Symbionicaは2015年10月にスタートし、それ以来ITIは業界パートナーのコンソーシアムと協働してきた。目標は、Symbionica積層造形プロセスをサポートするために、改善された3Dコンピュータ支援設計機能の開発である。ITIのCADfixチームは、CAD形状取扱エキスパートとカスタムソリューション開発をプロジェクトに提供している。
ITIは、CADfixインテグレーションプラットフォームの多様性と先進的形状操作機能によりSymbionicaに選定された。これらは新しい製造プロセスに迅速サポートを提供することができる。CADモデルトランスレーション、修復、簡素化の優れたソフトウエアソリューションであるCADfixは、Symbionica Co-Engineering Platformにカスタマイズ可能なユーザインタフェースフレームワークを供給している。また、Symbionica製造プロセスのマルチステージではリアルタイム形状処理を提供。これには、CADモデルの正確な2Dスライシング、CAD比較に対する点群も含まれる。
ITIのSymbionicaプロジェクト長、Chris Fellows氏は、「Symbionicaは次世代積層造形システムへの研究の最前線にある」と話している。
(詳細は、www.iti-global.com)