May, 26, 2017, Alhamba--エムコア(EMCORE Corporation)は、新しいRF over Glass(RFoG)光ネットワーキングユニット(ONU)トランシーバを発表した。
EMCOREのRFoG ONUは、同社のLinear Externally Modulated Laser(L-EML)を利用した光ビート妨害(OBI)緩和設計である。
RFoG技術によりケーブルオペレータは、ヘッドエンド、中央局の標準装置に変更を加えることなくFTTPタイプのアーキテクチャを提供できる。RFoG ONUは顧客宅にあり、光ネットワークと加入者同軸ネットワーク間のインタフェースとなる。
EMCOREのRFoG ONUトランシーバは、標準CATV下り/上り伝送帯域をサポートする設計になっており、これにより単一家族と集合住宅ユニットアプリケーションで音声、ビデオ、データ信号のトリプルプレイが可能になる。下りは、1.2GHzまでのRF CATVスペクトルを運ぶ1550nm光信号を受け、ケーブル業界DOCSIS 3.1標準に適合している。リターンパスでは、5-85 MHz スペクトルをサポートする1610nm動作のL-EMLトランスミッタを利用するデジタル上り伝送をサポートしている。EMCOREのRFoG ONUは、SCTE (Society of Cable Telecommunications Engineers) RF over Glass仕様に適合している。
EMCOREのRFoGは、独自の上りレーザ波長マネージメントにより、OBI緩和を達成している。すべての同軸ポートで6KVサージ耐性があり、低アイドルパワー消費で1.0 µs以下の活性化/非活性化時間を達成。
(詳細は、www.emcore.com)