March, 27, 2017, San Jose--TowerJazzは、新しいシリコンフォトニクスプロセス(SiPho)を発表した。これは、光トランシーバ・エレクトロニクス製造に用いられる同社のSiGe BiCMOSプロセスを補完するものとなる。
また、TowerJazzはPhoeniX Softwareと協働して、光ネットワーキングやデータセンタインタコネクト(DCI)アプリケーションを開発している顧客にプロセスデザインキッツ(PDKs)を提供する。シリコンフォトニクスは、フォトニック集積回路(PIC)作製で経済的でスケーラブルな技術になる可能性があり、こうしたアプリケーションの高性能要件に対処できる。
TowerJazzファンドリSiPhoプロセス提供は、広範な光ファイバインタコネクトTxおよびRxフロントエンド光ICsを可能にするために構築されている。同プロセスに含まれるのは、シングルモードシリコン導波路の複数バージョン、高速Geフォトディテクタ、p-nジャンクション変調器、エッジとグレーティングカプラ要件。
PhoeniX SoftwareのPICデザインソリューション、OptoDesigner 5.1は、光合成として知られた独自のプロセスを使い、設計意図を、TowerJazz SiPhoプロセスを目標とした、デザインルールが明確な回路レイアウトに描き込む。設計者は、スクリプト作成環境を重視したOptoDesignerのパラメータオブジェクトを使うことができる。また、集積フォトニックシミュレータを使って設計を最適化し、ロバストな設計製造性を確保しながら、その性能や設計要件を満たす最適レイアウトを達成することができる。
TowerJazzのSiPhoプロセス向けSiPho PDKsは、2017年Q3に提供可能になる。