March, 17, 2017, Santa Clara--インテル(Intel Corporation)とMobileye N.V.は、インテルがMobileyeを買収することで最終合意に達したと発表した。Mobileyeは、最新運転支援システム(ADAS)と自動運転向けコンピュータビジョン、マシンラーニング、データ解析、位置特定およびマッピングの開発における世界的なリーダー。契約に従い、インテルの子会社がMobileyeの発行済み普通株を1株当たり現金63.54ドルで買収する。これは約153億ドルの株価、147億ドルの企業価値となる。
この統合により、自動車産業のイノベーションが促進され、インテルは急成長する高度/完全自律走行車両の市場で大手の技術プロバイダとして位置づけられることになる。インテルの推定では、自動車システム、データとサービス市場は、2030年までに700億ドルの市場機会になる。この取引は、データ集約的市場機会に投資するIntelの戦略を拡大するものである。このような市場機会は同社の強みである、クラウドからネットワークを通じてデバイスまでのコンピューティングと接続性に立脚している。
この買収は、両社のクラス最高の技術を統合することになる。接続性から、コンピュータビジョン、マシンラーニング、HPC、位置確認とマッピング、人工知能に及ぶ技術である。パートナーや顧客とともにIntelとMobileyeは、自動車産業を変革するドライビングソリューションを提供していく。IntelとMobileyeの自動運転グループで構成される統合された世界的自動運転組織は、イスラエルに拠点を置き、Mobileyeの共同創始者/チェアマン/CTO、Amnon Shashua教授が指揮する。同組織は、両社の既存製造プログラムをサポートし、自動車OEMs、Tier1サプライヤ、半導体パートナーとの関係に立脚して先進的運転支援、高度な完全自動運転プログラムを開発する。IntelのシニアVP、Doug Davisが、インテルの事業グループ全体にわたり統合組織の仕事を管理し、取引完了後はAmnon Shashua教授に報告する。
(詳細は、http://intelandmobileye.transactionannouncement.com)