March, 19, 2014, 東京--富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)は、現在導入が進んでいる100G超の光ネットワーク用として、100G DP-QPSK、400G DP-xQAM方式に対応したFPC(Flexible Printed Circuits)型の小型、低駆動電圧のLN変調器の開発に成功し、2014年7月1日より販売開始する。
同製品を採用することで、SMT型ドライバとの直接接続による光通信装置の小型化、実装性の大幅な改善が実現可能になる。
FOCは、世界で初めて、SMT型の小型100G/400G DP-IQ LN変調器の製品化に成功した。同製品採用により、デジタルコヒーレント送受信方式の100G、および400Gコヒーレント光トランシーバの送信部が一段と小型化され、実装性の大幅な改善が可能となり、光通信装置の更なる小型化が実現できる。
製品の特長
・従来体積比で約1/2の小型化と表面実装化を実現
LN変調器チップの変調効率を改善したチップ設計および新規プロセス技術を採用し、従来の100G DP-QPSK変調器と同じ駆動電圧で、従来体積比約1/2の小型化を実現。また、従来の100G DP-QPSK変調器で採用していたGPPO RFインタフェースをFPC RFインタフェースへ変更することでプリント基板へ直接表面実装することが可能となった。
・100G DP-QPSKおよび 400G DP-xQAM変調方式をサポート
LN変調器チップの特性を改善するとともに2つのIQ変調器と偏波ビームカプラを集積することで100G DP-QPSKおよび 400G DP-xQAM変調方式をサポートすることができる。
・OIF仕様に準拠
100G/400G DP-IQ LN変調器はOIF仕様に準拠している。