December, 22, 2016, 東京--三菱電機は、連続光を使用する大型プロジェクタの光源として、発光波長639nmの鮮やかな赤色で世界最高の連続駆動光出力2.1Wを実現した赤色高出力半導体レーザ「ML562G85」を2017年2月1日に発売する。赤色の再現性が高く、消費電力が小さいため、高輝度が求められる大型プロジェクタの製品化に寄与する。
新製品の特長
1.発光波長639nmで連続駆動光出力2.1Wを実現
・レーザ素子の層構造や発光領域サイズの最適化により、従来製品(ML501P73, 連続駆動出力0.5W)比4.2倍となる世界最高の連続駆動光出力2.1Wを実現
・視感度の高い波長639nmと連続駆動光出力2.1Wにより、レーザダイオード1個あたり約250ルーメン相当の光源の構成が可能
・電力変換効率約41%(ケース温度25℃、連続駆動2.1W時)の高効率を実現し、消費電力を低減
2.放熱性の改善により、業界トップレベルの広い動作温度範囲を実現
・大型のφ9.0mm TO-CANパッケージを採用し、放熱性を改善
・連続駆動光出力2.1Wで、0~45℃の動作温度範囲を実現(従来製品:連続光出力0.5W、動作温度範囲0~40℃)
(詳細は、www.mitsubishielectric.co.jp)