March, 13, 2014, Lisle--モレックス(Molex Incorporated)は、100、200、400Gbps製品向けに設計したQuatroScaleアクティブオプティカルソリューション発売を計画している。
モレックスのアクティブオプティクス製品マネージャ、Brent Hatfield氏によると、米国の平均的データセンタインタコネクトは現在、130m以上の距離となっており、100mの距離を目標にしている25Gbpsマルチモード(MM) VCSELで運用している。「データセンタ設計者やOEMメーカーは、シリコンフォトニクスベースのオプティクスが長延化で大きなメリットがあり、消費電力が非常に少ないことを認識しつつある」と同氏は言う。
新しいQuatroScaleソリューションは、シリコンフォトニクスCMOS技術をベースに設計されており、市場にある28Gbps製品の中では最高の信頼性、最長伝送距離、最小ビット誤り率(BER)を達成している。QuatroScale 100Gbps zQSFP+ AOCおよびオンボードモジュールソリューションは、100Gbpsあたり1.5Wで動作するが、伝送距離は最大4kmとなる。ローパワーQuatroScale AOCは1e-18 BERが達成可能、累積30億以上のデバイス時間でモジュールの故障はゼロ。コンパクトフォームファクタQuatroScale zCD AOCは、28Gbps動作16双方向チャネルで、データレートは最大400Gbps帯域までスケールする。
モレックスがサンプル提供を計画しているのは、100Gbps QSFP28 AOC、200Gbpsミッドボード光モジュール(200Gbpsまたは2×100Gbpsポート)、400Gbps CDFP MSA AOC。