March, 13, 2014, Sun Francisco--アカシアコミュニケーションズ(Acacia Communications)は、業界初のコヒレント100GCFPモジュールを顧客にサンプル出荷すると発表した。
アカシアのコヒレントAC-100 CFPトランシーバは、市場で最小パワーのコヒレント100Gインタフェース。製品は、80km ZRモードで24W、最大1200kmまでのメトロリージョナルモードでも消費電力はわずかに高くなるだけにとどまる。デジタル信号処理アルゴリズムは全体で5W以下。
アカシアのCTO、Benny Mikkelsen氏は、「当社の低消費電力デジタル信号処理とフォトニック集積を利用することで、AC100-CFPの中でコヒレントロングホール5×7 MSAモジュールの性能優位性を維持することができた」とコメントしている。さらに同氏は、この製品の市場性について、「プラガブルであること、クライアントCFPスロットをDWDMメトロインタフェーススロットに変えるOTNフレーミング内蔵、マルチベンダ相互接続性と言った業界最先端の機能を搭載しており、当社は15社以上の顧客を勝ち取っている。これらの顧客はAC-100 CFPをそれぞれの製品ファミリに組み込んで通信、ケーブル、データセンタサービスプロバイダに供給する。ローパワーデジタル信号処理とフォトニック集積のイノベーションは継続的に進んでおり、当社のロードマップでは2015年にはDSP内蔵CFP2に進化していく」と話している。