November, 28, 2016, Waterloo--TechNavioリサーチの市場調査によると、世界の軍用電気-光(EO)および赤外(IR)システム市場は、予測期間2016-2020にCAGR 7%で成長する見込みである。
TechNavioリサーチは、世界の軍用EO/IRシステム市場をアプリケーションに基づいて空輸(65.51%)、陸上(20.32%)、海洋(17.17%)に分類している。
世界の空輸EO/IRシステム市場は2015年に約60億ドル規模、2020年までにCAGR 6%程度の成長。空輸プラットフォームは、ロバスト、効率的な安全、監視環境を保証するので、複数の防衛組織にとってのリソースとなる。電子戦争におけるイノベーションと発展が、戦場での情報収集と処理機能改善に寄与している。そうした進歩により、戦闘員は敵に対する独自の戦術的、戦略的優位性を獲得できるようになる。小型戦術UAVプラットフォームの導入増が、予測期間中にこの市場セグメントの成長を後押しする。
世界の陸上EO/IRシステムは、2015年に約20億ドル規模だった。2020年までにCAGR 8%程度で成長する。戦闘および監視車両でこのような地上EO/IRセンサの利用拡大が、この市場セグメントの需要を押し上げることになる。こうしたセンサを利用する車両の中には、有人および無人車両(UGV)、個人可搬システム、陸軍戦車が含まれる。ベンダは、先進的センサおよび他のサポートシステムを開発し、エンドユーザーの要求、近代戦争に関連する変化に応えようとしている。
世界の海洋EO/IRシステム市場は2015年に10億ドル超だった。2020年までにCAGR 約8%で成長する見込みである。
(詳細は、www.technavio.com)