November, 10, 2016, Natick--コグネクス(Cognex Corporation)は、3Dマシンビジョン技術を専門にする2社を買収し3Dビジョン能力を拡大した。
コグネクスは、2016年10月27日のEnShape GmbHを買収。同社は、ドイツ、イェーナ(Jena)の企業で、先進的3Dビジョンセンサとソフトウエアのメーカー。同社の3Dセンサは特許になっているエリアスキャン技術を使って高解像度、高速画像キャプチャができる。これによって、レーザラインスキャナでは必要とされる機械的な可動部品がデバイス前面に不要になる。同社の高度な3D技術を持つエンジニアは、イェーナの新しいコグネクスエンジニアリングセンタの一部になる。
2016年8月30日には、AQSenseの買収を完了。同社は3Dビジョンソフトウエアを供給する企業。AQSenseが開発し販売しているのはフィールド実績のある3Dビジョンツールライブラリとユーザが3Dビジョンアプリケーションの設定を簡単にできる構成ソフトウエアパッケージ。同社のソフトウエアエンジニアは、コグネクスの3Dエンジニアリングチームに加わる。
コグネクスのビジョン製品VP、Joerg Kuechen氏は、「自動車、家電、物流など、3Dビジョンの商機はますます増えている。これら2社の買収、取り分け両社の経験豊富なエンジニアリングチームが加わったことで、今後画期的な3D製品の市場投入が促進される」とコメントしている。