September, 23, 2016, Dusseldorf--4WDM MSA(4波長分割多重マルチソースアグリーメント)グループは、CWDM4波長グリッドベースで10km、LAN-WDM波長グリッドで20kmと40kmをデュプレクスSMFで伝送する相互接続可能な100G(4×25G)光トランシーバの光仕様を定義し、普及促進に取り組む業界コンソーシアム設立を発表した。
これらの伝送距離延長は、新しいデータセンターインタコネクトやモバイルバックホールアプリケーションにとって重要となる。4WDM MSA参加者は、これまでに満たされていない業界ニーズである、スモールフォーファクタで以前の標準よりも長い伝送距離、低コスト、低消費電力に対処していく。
市場調査会社LightCounting主席アナリスト、Dale Murray氏は、「CWDM4 ḾSAは、CWDMグリッドに基づき、RS(528、514) FECを利用して2km伝送用に最初のデュプレクス低コスト100G仕様を定めた。今度、4WDM MSAは、CWDM4 ḾSAとRS-FECの価値ある提案を拡張して10から40kmまでのさらにコスト優位性のある一連の仕様を定める。顧客、特にハイパースケールクラウドサービスプロバイダやキャリアは、40kmまでの最適ソリューションを求めている」とコメントしている。
4WDM MSA設立メンバーに含まれるのは、Broadcom Limited,Brocade, Ciena, ColorChip, DellInc., Finisar Corporation, Foxconn Interconnect Technology, Huawei Technology Co., Ltd., IntelCorporation, Juniper Networks, KaiamCorp., Lumentum, MACOM Technology, OclaroInc., SkorpiosTechnologiesInc., Source Photonics, およびSumitomo Electric Industries Ltd.(住友電工)