August, 4, 2016, Sunnyvale--ジュニパ・ネットワークス(Juniper Networks)は、シリコンフォトニクスの画期的なイノベータ、Aurrion買収で合意に達したと発表した。
今日までの20年にわたりJuniperは、ネットワーキングシステムエレクトロニクス部分のビットあたりのコストを大幅に削減してきた。しかし、オプトエレクトロニクス部分、O/E、E/O変換部分は、同様のコストカーブを描いていない。
歴史的に、オプトエレクトロニクス部分は、ネットワーキングコストの半分弱となっている。これは、特に短距離から中距離向けに設計されたオプトエレクトロニクス製品に当てはまる。今日、事は完全に覆ったと言える。オプトエレクトロニクス部分は、コストの半分を大きく上回るレベルに来ている。
実際的な問題として、ビデオストリーミング、ソーシャルネットワーキング、データセンタ間のトラフィックなど帯域集約的なアプリケーションの爆発的な成長によって、一段とコストを下げ、柔軟性を高めながら帯域を増やす要求が止めようがなくなっている。
オリオン(Aurrion)は、シリコン業界が先駆的に開発した規模の経済と、著しく低コストで情報を長距離伝送する独自の光特性を結合する画期的な技術を開発した。ネットワーキングシステムのビット単価を大幅に下げ、ネットワーキングインタフェースの容量を一段と高め、ネットワーキングシステムのエレクトロニクス内部で、光伝送された帯域の処理方法を大幅に柔軟にする。
Aurrionは、2008年にCalientの創始者の1人が設立し、コアテクノロジーはInP半導体のシリコンフォトニクスプラットフォームへの統合と言われている。これによって、コスト効果の高い製造プロセスで全てのフォトニクス素子が製造可能になるとされている。
(詳細は、www.juniper.net)