August, 4, 2016, Redwood City--Dell’Oro Groupのレポートによると、サービスプロバイダ・エッジルータ世界市場は、2020年に80億ドルに達する見込みだ。地域トレンドは、2016年まで市場の変動を示している、しかし様々な需要が原動力になって、2017年には市場は成長トレンドに戻るとDell’Oro Groupは見ている。
「サービスプロバイダ・エッジルータ市場は流動的である」とDell’Oro Groupのシニアアナリスト、Alam Tamboli氏は分析する。「市場は2015年に落ち込んだ。これは、北米の投資が減速したことと、APACとラテンアメリカ市場の低迷が影響している。2016年、いくつかの国々のマクロ経済問題が需要を抑え込む。また、メキシコでは、AT&Tの参入により2015年は著しい成長が見られた。これは強力な構築サイクルとなり、2016年は減速が後に続くと考えられる。2017年には成長が再開する、北米とヨーロッパのオペレータが、超高速固定ブロードバンドネットワークに投資を増やすためだ。エッジルータの需要を助長するのは、予想されている5Gの展開である。モバイルオペレータの中には、この10年の終わりに向けて5Gネットワークの準備を始めるところがある」とTamboli氏はコメントしている。