July, 4, 2016, San Diego/Shanghai--ライトポイントコミュニケーションズ(LightPointe Communicatons, Inc)は、可視光通信(VLC/LiFi)、最新技術に向けた新会社を設立し、共働所有者となると発表した。
LightPointeは、無線やレーザを使った長距離屋外P2Pワイヤレスブリッジの有力メーカー。
新会社、ファイアフライワイヤレスネットワークス(Firefly Wireless Networks LCC)は、LightPointeのR&D研究室で技術インキュベータとして2年の「ステルスモード」後、発表された。
ファイアフライワイヤレスネットワークスのエンジニアはすでにVisible Light Communications (VLC)領域の特許を得ており、安全性の高いデータ通信向けにすでに最初の製品を開発している。これは、WiFiや他のRF通信技術ではなく、光を使う。WiFiやRFスペクトルが混雑してきており、干渉や信頼性の問題が生じがちであるため、VLCやLiFi技術は、WiFiやRF通信法などに代わって最近注目を集めている。また、RFよりも10000倍豊富な光スペクトルを使うことにより、通信は実際的に傍受不可能であるので、サイバーセキュリティや盗聴の恐れがなくなる。このため、VLCは機密に関わる政府、商用ネットワークには理想的である。また、デバイス間で低コスト接続が求められる大量販売市場への導入にも適している。
「LED照明の普及、商用および住宅用機器でのLED利用の拡大により、VLCは、今後数10億ドル産業になると見られている。VLC技術は、いわゆるIoTが数100万の家電やM2Mデバイスを、不足気味のRFスペクトルを使うことなしに安価に接続する通信法の1つである」とファイアフライのCEO、Dr. Heinz Willebrandはコメントしている。