May, 31, 2016, San Francisco--電子インク技術のリーディングイノベーター、E Ink Holdings(E Ink)は、Advanced Color ePaper(ACeP)、フルカラー反射型ディスプレイ技術を発表した。
電気泳動ディスプレイ(EPD)が、初めて全てのピクセルで、カラーフィルタアレイ(CFA)を利用することなくフルカラー表示ができるようになった。ACePは、EPDで達成可能な明るい反射カラーの新たな基準となる。ACePの最初のターゲットアプリケーションは、デジタルサイネージアプリケーションとなる。
ACePは、有色顔料を用いて、全8原色を含め、フルカラー色域を達成する。そのディスプレイは、商用TFTバックプレーン適合電圧制御の電気泳動液単層を使用。電気泳動液はマイクロカプセル、またはMicrocup構造のいずれかに組込み可能。色の豊かさは、CFAで実現される隣り合う色ではなく、全ピクセルが全て有色顔料を持つことによって達成している。これにより、光減衰がなくなる。これは極めて重大である。ACePは超低消費電力を維持し、標準E Ink ePaperのすべての照明条件下で、紙のような読みやすさを維持している。