April, 20, 2016, Boston--Surrey Satellite Technology US LLCとBridgeSat Incは、提携してフリースペース光通信システムを開発する。同システムは、人工衛星から専用の地上ネットワークに同等のRFソリューションよりも高速に安全なダウンリンクを形成する。
提携にしたがい、サレーはブリッジスタットのグローバル地上ネットワークと通信する飛行レーザ端末機を開発する。両社の目的は、リンク当たり10Gbit/sでデータを伝送する「ワンストップ」ソリューションをユーザに提供すること。
「このパートナーシップにより、われわれは低コストで、小型通信衛星にアクセスしやすい、高速の光ソリューションを提供する、前例のない機会を得ることになる。各ユニットは、重量1.5kg以下、消費電力25W以下であり、このソリューションは商用サテライトの世界でデータダウンリンクの制約を取り除く変革をもたらすと見ている」とサレーのプログラム担当VP、Dr. Clare Martinはコメントしている。
サレーの光通信端末は標準化されたインタフェースを搭載し、端末はサレーの衛星でも他の衛星プロバイダの飛行ユニットでも使用できる。データ伝送システムは、先進的FECと指向精度達成のための「スマート」モジュールを搭載しており、従来のRFソリューションと比較して低コスト、高効率の重量/パワー性能が見込まれている。
この光通信システムは、数年以内に実用になると両社は見ている。