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LGS Innovations、LiDAR開発完了

April, 14, 2016, Chicago--米国の技術R&D企業LGS Innovations(LGSI)は、DARPAと協力して、2年レーザ・レーダ技術(LRT)プロジェクトの正常終了を発表した。
 LGSIは、ワイヤレス通信、RFスペクトル分析、サイバーセキュリティ、光通信、モバイルブロードバンドなど、多くのフォトニクス関連セクタで活動している。
 LRTプログラムは、LIDARシステムの能力を改善するディテクタアレイとレーザ送信器技術の開発をサポートしている。目的は、関心のある対象発見のための設定と、さらに突き進んで選択した対象をより深く見通す設定との切り替えである。
 LiDARベースの技術は、航空機から3D画像を提供することができるため、アフガニスタンなどの軍事作戦で使用されてきた。
 LGSIフォトニクスアプリケーション担当チーフサイエンティスト、Stephan Wielandy氏は「今回のブレイクスルーでは、幅広い範囲の光波形を生成できる、また全力で動作しながらリアルタイムで波形を変える能力のレーザの開発が必要だった。われわれが知る限り、このような波形の敏捷性の全面的に満たすことができるレーザは、これまでに存在しなかった」とコメントしている。
 LGSIによると、同社は米国空軍と4年、1120万ドルの契約で、多様表面からの微量化学物質を検出するための赤外ベースの技術を開発する。
 米国国防省の発表では、LGSは、アクティブIR分光学技術を備えたスタンドオフ型センサの開発を支援する。狙いは、30m離れた位置から残留化学物質を検出し特定すること。完成は、2020年10月の予定。