January, 22, 2014, Burlington--Infraredx, Incは、日本におけるTVCイメージングシステムの専売店、Nipro Corporationが製造子会社を設立し、TVCイメージングシステムを生産すると発表した。Infraredxは、冠状動脈疾患の診断と扱いの進歩に取り組んでいる。
2012年、両社は5年の代理店契約を締結し、2014年には日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)の認証を得ることになっている。昨年8月、InfraredxはNiproから2500万ドルの投資を受け、この5年の契約期間で少なくとも5000万ドルの売り上げを見込んでいる。
「日本は、血管内イメージング世界市場の50%を占めており、Infraredxにとって大きな成長機会となっている」とInfraredxの社長/CEO、Don Southard氏は言う。さらに同氏は「Niproの新工場へ製造を拡大することで、日本におけるTVCイメージングシステムに対する見込み需要に対処することができ、さらに中国、韓国、APACの他の新興市場における販売をサポートすることができる」とコメントしている。
TVCイメージングシステムコンソールは、山梨県の新工場で商用生産が予定されている9製品のうちの最初の製品となり、生産開始は2015年を予定している。
多面的TVC(true vessel characterization)イメージングシステムが使うイメージング技術の1つ、血管内超音波法(IVUS)は日本では標準治療となっており、経皮冠動脈インターベンション処置全体の80%以上で使用されている。TVCイメージングシステムは、脂質コアプラーク発見のために、近赤外分光計(NIRS)を統合したIVUSを提供する唯一の機器である。TVCイメージングシステムによって、医者はプラークの存在を可視化でき、血管狭窄症の度合いを定量化し、破裂や危険な閉塞を起こしそうな脂質コアプラークを特定することができる。
(詳細は、 www.infraredx.com)