March, 18, 2016, Sunnyvale--フィニサは、リニア低ノイズフォトレシーバ新シリーズの最初の製品、LPRV2300デュアルバンドフォトレシーバを発売した。
この光コンポーネントは、業界初のDCカプル応答が可能な高帯域リニアレシーバ。DC応答により、LPRVは様々なアプリケーションで利用できる他に類を見ない位置にある。これには、テスト&計測、マイクロ波フォトニクス、測定器やラボ研究が含まれる。LPRV2300は、フォトニクスウエストで紹介された。
フィニサは、商用利用できるフォトレシーバで、既成概念の枠を超えようとしている。この新しい製品は、周波数レンジDC~35GHzをカバーし、業界をリードする低雑音パフォーマンスのフラットな周波数応答と信号増幅を保証する高リニアなTIAを提供する。独自のDC結合機能と1310nmおよび1550nm波長のデュアルバンドが特徴。
低雑音パフォーマンスと結びついたレシーバの増幅光検出により、テスト&計測領域で全く新しい世代の測定器が可能になり、特に製造試験が市場になる。加えて、同レシーバは、ラボ実験やR&D環境、将来のマイクロ波フォトニクスアプリケーションでも有効なコンポーネントになる。
フィニサのシニアマーケティングディレクター、John DeMott氏は、シングルパッケージでDCから高帯域まで完全なリニアパフォーマンスを保証する業界初のフォトレシーバ製品であるLPRV2300について、「従来のアプリケーションに加えて、独自のDC結合機能を持つこのレシーバにより現行の新しいアプリケーションが顧客にとってますます重要になる」とコメントしている。
(詳細は、www.finisar.com)