March, 8, 2016, Bedford--ボラティス(Polatis)は、業界最高ポート数の全光クロスコネクトを市場に出した。
新しいPolatis Series 7000光回線スイッチ(OCS)は、最大384×384ファイバポートの完全ノンブロッキング全光マトリクススイッチ。直ちに利用できるようになっている。シリーズ7000は、4RUラックを占めるにすぎず、代替ソリューションと比べて40%小さなスペースに詰め込む容量は20%増となる。Polatisの実証済みDirectLight光スイッチ技術により、優れた性能と信頼性を同時に維持している。
PolatisのCTO、Nick Parsons氏は、「顧客の要求に応えて、最先端の光パフォーマンスを維持しながら、当社のDirectLight技術で利用可能な最大マトリクスサイズを2倍にした。新しいシリーズ7000をPolatis製品ファミリに加えることで、最高性能のダイナミックファイバクロスコネクトソリューションを顧客に提供できる。製品は、変化する今日のSDNニーズに適合できるオープンでプログラマブルインタフェースを実装している」と説明している。
エネルギー効率のよいシリーズ7000 OCSは、Polatis特許のDirectLight光スイッチ技術をベースにしている。これは、光損失、クロストーク、後方反射で優れたオールバンドパフォーマンスを達成している。任意のパスあるいはすべてのパスの迅速な再設定がミリ秒で完了する。パワーレベル、波長、あるいはファイバ上の光の方向は関係しない。DirectLightは、制御プレーンとデータプレーンを完全分離した、ダークファイバ光スイッチ技術であるので、メッシュネットワークにおけるパスのプリプロビジョニングが可能であり、完全なトランスペアレント接続を行い維持するためにファイバトラフィックについて知る必要はない。
384×384 OCSは、電球程度のエネルギー消費しか必要としないが、3.7Tb/sを超える光トラフィックをルーティングし、ファイバ当たりの容量は9.6Tb/sとなる。加えて、シリーズ7000 OCSプラットフォームは、設定可能な付加価値機能が豊富であり、これには光パワーモニタリング、可変アッテネーション、自立的な光レイヤプロテクションスイッチングが含まれる。