セムテック、多チャネル光通信用に14Gbpsチップセット正式リリース

February, 19, 2016, Camarillo--セムテック(Semtech Corporation)は、1Gbps～14Gbpsで動作するクワッドチャネルSR光インタコネクト向けに業界最先端のGN1090とGN1190チップセットを正式リリースした。
　GN1090は、クワッドチャネルTIA、GN1190はクワッドチャネルVCSELレーザドライバ。チップセットは最先端のCMOS技術で設計されており、高集積により低消費電力で業界最先端の性能を実現している。一連のオンチップ機能により外部コンポーネントが最少化され、顧客のハードウエア(およびファームウェア)開発のスピードアップに貢献する。GN1090とGN1190は、光モジュール、アクティブ光ケーブル(AOC)、光インタコネクトの開発で、最高クラスのリンク性能、高い柔軟性、最小の総ソリューションコストを可能にする。
　
GN1090とGN1190の主な特徴
・マルチ標準動作: 1Gbps～14.5Gbpsで設計の柔軟性、幅広い最終製品アプリケーションが可能。
・業界最先端の低消費電力によりモジュールとシステムの管理が簡素化される。
・高集積CMOSチップセットにはアラーム、モニタリング、テスト機能が組み込まれており、これにより高価なMCUsが不要になり、市場投入までの時間短縮、モジュールのデバッグや生産テストが可能になる。
・長いPCBトレース長補償のための出力プリエンファシスを含めた一連の先進機能、長い入力トレース長を補償する入力トレースイコライゼーション。
・GN1090の超高トランスインピーダンス利得によりポストアンプが不要。
・GN1090入力感度は、SRとLRリンクの両方をサポート。