January, 25, 2016, San Francisco--クレハンリサーチ(Crehan Research)のレポートは、データセンターEthernetスイッチの相次ぐ高速化アップグレードにより、市場は2020年には150億ドルに達すると予測している。
同社の予測では、100Gbps Ethernet(GbE)スイッチングは、今年下期に力強く増加する、400GbEも2018年には力強い成長が見られる。また、25GbEサーバやストレージポートへの100GbEスイッチングの接続でブレイクアウトケーブルを使いたくないユーザが次世代25GbEスイッチポートを採用すると予測されている。
「100GbEおよび400GbEデータセンタースイッチングの最初の立ち上がりは、最大規模のハイパースケールクラウドサービスプロバイダが牽引すると当社は見ているが、その他の市場からも強い関心が期待できるので、継続的に採用が増加する」と同社社長、Seamus Crehan氏はコメントしている。
今後25GbE、100GbEおよび400GbEが増加するとは言え、2020年にかけて10GbEは重要技術の座にとどまり、多くのエンタプライズデータセンターでは大半のネットワーク接続を占める見込みである。「スピードが極めて多様であるので、当社はEthernetスイッチ市場を、さらに細かく分けて見ている。過去において普及した万能サイズの導入から脱しつつあるようだ」と同氏は見ている。