January, 18, 2016, Milpitas--クレドセミコンダクタ(Credo Semiconductor)は、サブ1WのMUXリタイマーデバイスでチップ市場に参入すると発表した。デバイスは、同社独自のSerDesアーキテクチャとローコストアナログ技術を活用して波長スループット当たり50Gで100G光モジュールを可能にする。
現在サンプル出荷中のCredo CMX12550 MUXは、NRZシグナリングで25Gbps、双方向4レーン、PAM-4シグナリングで双方向2レーン50Gbpsをサポートする。
「当社独自のアナログアーキテクチャと先進的イコライゼーション技術の組み合わせにより、次世代光モジュール開発に関わる大きな熱とパフォーマンス課題を解決するソリューションを提供できるようになる。Credoが製品化する多くの市販半導体ソリューションの最初として、この新しいデバイスは、データセンターでのスループットを高速化するために当社のSerDes IP技術の適用の仕方を示すものである」とCredo事業開発VP、Jeff Twomblyはコメントしている。
他社はハイパワー高価格のDSP技術に依存して50Gbps SerDesラインレートを達成しなければならなかったが、Credo独自のアプローチは遥かに低い消費電力でこのラインレートを達成し、同時に次世代光ネットワーキングアプリケーションの性能要件も満たしている。CMX12550デバイスは光モジュールだけでなく、オンラインカードにも搭載してネイティブ50G PAM4インタフェースを光モジュールに実装し、パネルスループットを2倍にすることができる。
このデバイスは、CEI-28-VSR/SR, CEI-56G-VSR-PAM4、CAUI-4、CDAUI-8を含む多くの業界標準に適合している。
CMX12550デバイスは、10×10mm FPGAパッケージでサンプル提供中。