December, 3, 2015, Campbell--IHSによると、2015年第3四半期(3Q15)のサービスプロバイダールータ/スイッチ世界市場規模は35億ドルで、前期比12%減、前年同期比7%減となった。
エッジルータ、コアルータ、キャリアEthernetスイッチ(CESs)はすべて前期比マイナスだった。これはキャリアが、ソフトウエアデファインドネットワーキング(SDN)とネットワークファンクションバーチャリゼーション(NFV)を期待して、継続投資に慎重になっているためである。
調査結果の要点
・3Q15では、コアルータが前年比ベースでプラス成長を記録した唯一の製品セグメントだった(+10%)。
・さらなる力強い回復の兆しを示している、EMEAのキャリアルーティングとスイッチング売り上げは、3Q15に前期比3%上昇、前年同期(3Q14)比では9%上昇した。
・一方、北米、アジアパシフィック、CALAは、前期比でも前年同期比でも落ち込んだ。
・ルータだけの市場シェアを見ると、Ciscoがリードしており、No.2、3、4の座は、Juniper、Huawei、Alcatel-Lucentが争っている。