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3Q15サービスプロバイダーコアルータ販売は3Q14比で高い1ケタ台の上昇

December, 3, 2015, Redwood City--Dell’Oro Groupによると、サービスプロバイダーコアルータ3Q15の販売額は、2Q15の力強い成長に続いて3Q14比で9%上昇した。Alcatel-Lucent、Juniper、ZTEの販売は、市場をしのぐペースだった。
 「オペレーターの100Gbps Ethernetバックボーン構築がコアルータの成長を牽引した。この勢いは2016年も衰えることなく続くとみている。新しいコアルータプラットフォームやラインカードがテスト段階から導入段階に移るからだ。また、次世代100Gbps Ethernetインタフェースも利用可能になる」とDell’Oro Groupのシニアアナリスト、Alam Tamboli氏は説明している。さらに同氏は、「IP/MPLS/Ethernetネットワークの他の部分を見ると、エッジの販売は落ち込んでいるが、アクセスは上昇した。エッジルータ市場は2014年に堅調な実績だったが、この後いくつかの地域のサービスプロバイダーは支出を削減した。中国は過去数年、成長の最大の原動力の1つだったが、投資はFTTxネットワークで使用されるルータから、モバイルバックボーンで使用されるルータやキャリアEthernetスイッチに移った。最近では、中国におけるモバイルバックボーン向けのルータとキャリアEthernetスイッチ導入は軟化してきた」とコメントしている。