December, 2, 2015, Meiningen--アドバ(ADVA Optical Networking)は、mic AGからエンジニアリング部門を買収したと発表した。
同部門は、特にファイバネットワークの光モニタリング技術の開発に取り組んでいる。ADVAは、ADVA FSP3000アクセスリンクモニタリング(ALM)製品の急速なアップグレードを継続的に進めているので、買収する技術は同社にとって重要になる。同社によると、FSP3000 ALMは、2014年の発売以来、それまで市場になかった、コンパクトで使いやすい光モニタリングソリューションとして広く称賛されている。新しいチームメンバーは、ADVAのマイニンゲンキャンパスに入り、買収完了とともにただちに仕事にとりかかる。
ADVAのCTO、Christoph Glingener氏は、新規獲得のメンバーについて「当社のレイヤ1アシュアランスストラテジーの一層の強化に役立つ。クラウドやモビリティの影響をうける世界では、サービスデリバリとアシュアランスは重要要素になり、これによってクラウドで提供されるサービスの成否が効果的に決まる。われわれが新たな可能性を探求し、新機能実装を急いでいる理由である。2016年には間違いなく、当社のFSP3000 ALMは注目すべき製品になる」とコメントしている。
ADVA FSP3000 ALMは、サービスプロバイダのファイバアクセスネットワークをもっとよく見たいという要求に直接応えるものとして発売された。それまでは、非常に大きく高価なモニタリング装置でしかできなかった。それに対して、FSP3000 ALMは非侵入型の小型機器であり、データネットワーキング装置とは独立に動作する。ファイバモニタリングをサービスやアプリケーションからこのように分離することで、FSP3000 ALMは、オーバーレイサービスが使用しているビットレートやプロトコルに関係なく、ファイバアクセスネットワークをモニタすることができる。