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カメラのフラッシュ用出力電流最大2AのLEDドライバ「AS364xシリーズ」
掲載日：2011/10/20
オーストリアマイクロシステムズ社は、スマートフォンや携帯電話、デジタルカメラ用のLEDフラッシュを駆動するドライバICシリーズAS364xを発売した。最大1A~350mAの電流を2列のLEDに供給するが、ICの実装面積が小さい。22mm2と11mm2の2種類のパッケージがあり、携帯機器への実装に向く。しかもDC-DCコンバータの動作周波数は4MHzと高いため、外付けコイルは小さくてすむ。
I2Cインターフェースを備えているため、出力電流とタイミングをプログラムすることができる。全てWLPのCSPパッケージングで出荷される。
最大2Aを供給できるAS3648は、ICパッケージ面積は22mm2であり、LEDの電流平衡機能や、オートフォーカス機能もある。フラッシュの時間は8msステップでプログラムできる。加えて、LEDの短絡保護や8kVのESD保護機能もある。
さらに、AS3647は1個のLEDに最大1.6Aを供給できる。これは保護機能をさらに搭載し、システムシャットダウン保護や、コイル電流の制限、熱保護、オープン/ショート保護も備えている。
AS3644とAS3642は実装面積が11mm2と最も小さく、駆動最大電流がそれぞれ、350mA、500mAである。
オーストリアマイクロシステムズ・ジャパン（株）
Tel: 03-5269-1038
austriamicrosystems@jspin.co.jp
