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LED校正サービス

掲載日：2011/1/11

　コニカミノルタセンシングは、LED照明器具やLEDモジュール等の光学特性を評価するサービス「LED校正サービス」を、2010年12月6日*より開始した。
省エネルギーで、しかも水銀を使用しないLEDは、環境への配慮から、次世代の灯りとして注目されていましたが、高輝度白色LEDの登場により一般照明器具への普及が急速に進みはじめている。これに伴い、LED照明の光学特性については規格が確立されつつあり、商品に全光束や平均演色評価数などの光学特性を表示することがガイドラインで推奨されている。一方、これら光学特性の測定には専用の測定機器と、積分球や測光ベンチ装置などの高額な設備が必要なため、照明・ランプメーカーが独自に行うことは大きな負担となる。
　そこで、コニカミノルタは、自社商品である分光放射輝度計「CS-2000A」の照度改造モデルなどを使い、お客様の製品（照明器具、モジュールなど）の光学特性を評価し、校正証明書や試験成績書を作成する「LED校正サービス」を開始致します。サービスには12の測定項目を用意し、「全光束コース」「色度・色温度コース」「光度・照度コース」「配光特性コース」の4種類のかたちでご提供、それぞれ約2週間という短期間で証明書を提出する。
測定に使用する分光放射輝度計「CS-2000A」は、高精細ハイビジョン対応の各種ディスプレイや、各種発光デバイスの輝度、色度などを高速・高精度に測定する装置として高い評価を獲得しており、先行機種の「CS-2000」は「アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤー2008」の「検査・リペア・測定部門」においてグランプリを受賞している。
（＊「光度・照度コース」「配光特性コース」は2011年2月14日サービス開始予定）