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固体照明市場、2018年に567億9000万ドル

September 11, 2013, Dallas--マーケッツアンドマーケッツ(MarketsandMarkets)の「固体照明市場」レポートによると、固体照明市場は2013-2018年までCAGR 18.7%で成長して、2018年には567億9000万ドルに達すると予測されている。レポートは、タイプ(LED、OLED、PLED)、アプリケーション(一般照明、バックライト、自動車、医療)、分野(産業、住宅、家電)、および材料&地域ごとに分析、予測(2013-2018)されている。
世界の固体照明(SSL)市場は、SSLのタイプ、アプリケーション、分野ごとに分けられている。タイプ別SSL市場には、LED、OLED、ポリマベース発光ダイオード(PLED)が含まれる。レポートでは、LEDベースのSSLはさらに、製造工程の異なる段階で使用される材料ごとに分けられている。LEDベースSSLは主に一般照明、バックライトアプリケーションに用いられる。SSL照明技術はエネルギー効率がよいという特徴があるので、今後は医療用途の照明に用いられる。外科手術用照明は、医師や患者にとって苦痛のない環境を実現する低放熱のLEDを採用する。
OLEDは、バックライトアプリケーションでの市場シェアは高い。OLEDのアプリケーションが広がり、ディスプレイとして特性がよいことから、OLEDディスプレイ需要は加速している。将来は、製造コストが下がるので、OLEDパネルの価格も下がり、OLEDはさらにディスプレイ市場に浸透してLCDやLEDディスプレイ技術に取って代わる。多くのアジア企業がOLED装置や材料市場で有力プレイヤとして登場してきている。OLEDベースSSLは、今後CAGR 25%を超える成長が見込まれている。アプリケーションは、一般照明、バックライト、自動車照明、医療照明。
固体照明世界市場は、2013-2018年にCAGR 18.7%で成長して2018年に567億9000万ドルに達すると予測されている。これはバックライトと一般照明アプリケーションが世界のSSLアプリケーション市場に貢献するためで、SSLのシェアは2012に87%だったが、今後は記録的な成長が見込まれている。APACは、SSL照明市場全体で2012年の市場シェアが50%、これに続くのが北米とヨーロッパで、それぞれ2012年のシェアは23.9%、19.9%だった。それ以外の国(ROW)では、ロシア、ブラジルと中東が、世界の固体照明市場で6.3%のシェアだった。

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