Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 10, 2013, Mountain View--ストラテジーズ・アンリミテッド(Strategies Unlimited)は、LEDダウンライト市場が今後5年は力強く伸びると予測している。
予測によると、世界市場は2016年までCAGR 28％で成長する。数量需要はこの予測期間でCAGR 52％で伸びるが、平均販売価格(ASP)が年に16％下落すると予測されているので売上高の伸びは緩和される。この調査がカバーしているのはLEDダウンライト、埋込型、表面実装、つり下げ、シーリングライト(天井灯)、スポットライト、トラックライト(レール式可動照明)を含む。
供給側のLED技術、照明器具の設計、製造の改善、LEDコンポーネント価格の継続的な下落がLEDダウンライトメーカーの利益向上に貢献する。需要側では、LED照明に関する認識および、製品品質に対する一般的な満足度の向上、最終製品の着実な価格低下により、LEDの普及は継続的に拡大していく。
2011-2012年、商用分野ではLEDダウンライトの普及は過去最高だった。小売、接客用途は日本、北米、ヨーロッパで最も活気があった。新たな建設プロジェクトや小売分野の拡大の結果、経済が成長する国々で最速の市場拡大が期待されている。
経済成長による数量増の予測は、2011-2016年で167％、売上高の伸びは129％。北米とヨーロッパの売上高の伸びは、それぞれ31％と27％。これらの地域は、2016年の世界的売上高の44％を占める。
コンシューマ販売は、2011-2012年、北米市場で力強い反応を見せたが、これは大規模小売店での販売が勢いづいたためだ。将来的には、価格の下落が続き、消費者の意識と支持が拡大するので、北米のコンシューマチャネルからの需要が継続的に力強く伸びる。