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小型電球型の広配光LED電球
January 17, 2012--日立アプライアンスは、小型電球型(E17口金)のLED電球の発売を開始した。国内のE17口金用のLED電球においてトップクラスの明るさ(全光束)と光の広がりを両立したのが特徴。昼光色と電球色の2タイプを用意する。断熱材施工器具や密閉型器具にも対応した。
本製品は昼光色タイプで50Wの小型電球の明るさに相当する620lm、電球色タイプで40Wの小型電球に相当する510lmを達成した。またLEDの光を拡散させるカバーを採用することで広配光を実現した。消費電力は7Wで、40W型の小型電球(ミニクリプトン電球)と比べて約5分の1になる。定格寿命は4万時間と20倍長持ちする。
またボディをスリット構造にして放熱性を高めるとともに、器具内や周辺の温度が高くなると自動的に電力を抑えてLED電球の温度上昇を抑制する保護回路を採用した。これらにより断熱材施工器具や密閉型器具への対応を可能とした。調光器には対応しない。
省エネへの意識が高まる中、白熱電球から手軽に交換できるとしてLED電球への需要が急速に拡大している。その一方で多数のユーザから、より明るく広い範囲を照らすLED照明がほしいという要求があったという。また家庭で多く使用されている断熱材施工器具へ同社の製品は対応しておらず、これについても改善の声が寄せられていた。そこで今回、明るさと光の広がりを両立させ、さらに断熱材施工器具にも取り付けられる製品の開発に至ったという。
(詳細は、www.hitachi-ap.co.jp/)