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3D TVが衰え、LED TV/スマートTVがデジタルTV市場を後押し

November 7, 2011, Scottsdale--ICインサイツ(IC Insights)の調査レポート「IC市場の原動力」によると、2011年、消費者がブラウズしてインターネットから直接ショーを見ることができるLEDバックライトTVとスマートTVが3D TVに取って代わった。2011年、「必須機能」がTV購買を後押ししたからだ、と同社は分析している。
2011年、LEDバックライトTVは、世界のTV出荷台数の37%を占めた。前年は15%、2012年にはLED TVはデジタルTV(DTV)出荷台数の53%を占めると予測されている。
LEDバックライトTVは、益々薄く軽量になり、急速に消費者の間で人気を博している。カラーレンジが広がり、コントラスト比が向上し、省エネが進んでいるからだ。また、LED TVは、従来のCCFL LCD TVに比べると寿命が10万時間と言われている。CCFL LCD TVの寿命は2万時間程度。
先進国(北米、ヨーロッパ、日本)では予測期間を通じて、一般にDTVの成長率は横ばいと見られている。これらの地域では、デジタルへの大々的なアップグレードサイクルはすでに終わっているからだ。しかし、インド、中国、その他のAPACの国々、ラテンアメリカでは、DTVは力強い成長が予測されている。経済の急速な発展、可処分所得の増加、多数の人口が市場拡大を後押しする。APACはデジタルTVブームの直中にあり、DTVを持つ世帯は2010年には35%だったが、2015年には70%になると予測されている。
2011年に出荷されるテレビの20%がスマートTVだが、2012年にはこれが約40%になると予測されている。消費者はテレビでWebサイト上のほとんど何でも見ることができる、これはいわゆる「コードカッティング」であり、今後このトレンドが加速していく。
一方、3D TVは、2010年の最先端のテレビジョン技術から、2011年にはコモディティ化した。

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