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オスラム、コンパクトパッケージで2倍のLED出力
October 4, 2011, Regensburg--オスラム(Osram Opto Semiconductors)は、同社のプロジェクションアプリケーションポートフォリオに新しいLEDを追加した。
オスラムによると、新しいOSTAR Compact 2×2は、このタイプでは市場で最も輝度が高い。全ての色で輝度は2倍、特に緑はほぼ新記録。ハイパワープロジェクタに最適である、とオスラムは主張している。また、RGBワンセットで、プロジェクタの光束400ルーメン(lm)が達成可能という。コンパクトLEDのサイズは5.8×4.6mmであるので、出力85lm/mm2。これは、プロジェクション市場でこのパッケージクラスでは最高輝度―グリーンは、動作電流6A、パルスモードで計測。このコンパクトLEDには、2個の2mm2チップが入っており、ワンチップで標準のコンパクトLEDの2倍の出力となる。
パッケージは、レッド、グリーン(converted)、ブルーで提供。緑の光束は、動作電流6A、パルスモードで2400lm(typical)。競合製品でこのレベルを達成したものはこれまでにない。この大幅な出力増は、最先端のThinGaN技術で集積した2個の青色チップおよびグリーン・フォスファ・コンバータをベースにしている。白色光を出すには赤、青よりも緑の比率を大きくする必要があるので、輝度の向上はプロジェクタの全般的なシステム輝度に大きく影響する。
オスラムのCompactシリーズ責任者、Wolfgang Schnabel氏は「OSRAM OSTAR Compact 2×2の各チップは個別に制御できる。つまり、ドライバを個別に設計して、高電圧、低電流でも、その逆にでもできることを意味する。高電圧LEDドライバを使うと、この新しいLEDのシステム輝度、システム効率とも向上する」とコメントしている。
(詳細は、www.osram-os.com)