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LED街灯を設置する都市が米英で増えてきた

August 8, 2011-- 米国と英国でLEDを使った街灯が増えてきた。狙いはいずれも消費電力の削減による電力コストとそれに伴うCO2削減である。米国東海岸のマサチューセッツ州ボストンでは、1万4000灯の水銀ランプをPhilips Hadco社製LEDランプに取り替える作業が進んでいる。米国東南のフロリダ州ウェスコンではPhilips Roadway社が1200灯のLEDランプを供給している。英国南西部のブリストルでは、Philips SpeedStarのLEDライトの設置を進めており、すでに71基を円形の交差点に設置したとしている。
ボストンのLED照明プロジェクトは毎年110万ドルの節約と890万kW/hの消費電力の削減とそれに伴う5000トンのCO2削減を実行できると見積もっている。しかも街灯の寿命は18年とする。
ウェストンのLED街灯プロジェクトは、米国のエネルギー省(DOE)のエネルギー効率と保存ブロック基金(EECBG)の支援を受けている。ウェストンはエネルギーコストが毎年16万ドル節約でき、さらにメンテナンスコストが毎年10万ドル節約できると見ている。同市のJeffrey Skidmore副市長によると、LED街灯は市民の評判もよく、街灯間の暗いスポットができないため光が全体的に均一できれいとの声だ。
ブリストルでは、円形の交差点に250Wの高圧ナトリウムランプを169WのLEDランプに交換した。LEDライトに替えることでエネルギーは40%節約でき、さらに調光をアダプティブ制御により真夜中は少し暗くすることなどにより60%節約できると期待している。


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