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パナ電工、凸版、巴川が液晶用反射防止フィルムの製造会社設立で合意
July 6, 2011, 東京，大阪-- パナソニック電工と凸版印刷、巴川製作所の3社は、液晶ディスプレイ用の反射防止膜などを製造する合弁会社を設立することで合意した。タブレットやスマートフォンなど屋外で使う用途の多い携帯機器ディスプレイ表面の視認性を改善できるようになる。
パナソニック電工は、樹脂設計技術やナノ粒子の均一分散技術、無機コーティング材料技術などを持ち、反射防止フィルムを開発してきた。凸版印刷は、クリアLR（low reflection：低反射）フィルムのコーティング技術に強みを持ち、液晶ディスプレイの反射防止膜フィルム事業を拡大してきた。巴川製作所はAG（anti-glare：防眩）フィルムの商品開発力に優れている。
3社の業務提携により、さらなる低消費電力化ニーズに応える高透過率フィルムや、さらなる視認性の改善などの高機能商品の開発を進めていく。
(詳細は、panasonic-denko.co.jp/corp/news/1107/1107-2.pdf)
