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RICが、世界および中国LED産業調査レポート発表
April 13, 2011, 北京--RICの最新レポートによると、2010年LED市場規模は、前年の100億ドルから58%増、158億ドルに達した。LCD テレビ向けLED市場規模は、LED–TVの爆発的普及により、前年の9億6000万ドルから約39億ドルへと飛躍的に伸びた。
LEDバックライトLCD TVの市場シェアは、2010年に26.9%、2011年には55.9%に達すると予測されている。2014年にはLEDは完全にCCFLに取って代わる見込みだ。LEDバックライトNBの市場シェアは、2010年には95%だった。前年のシェアは59%。一方、LEDバックライトLCDの市場シェアは、2009年の1.5%から2010年には15%に飛躍。2012年には40%に届くと見られている。
世界のLED産業は地域別に4つに分けられる。欧米地域は、一般照明にフォーカスしており、高信頼、高輝度製品を重視。日本は、最も包括的な技術、一般照明とバックライトディスプレイに強みを持っており、一般照明、自動車、携帯電話、TVを等しく重視して開発を進めている。韓国と台湾は、ラップトップディスプレイバックライト、LED–TVバックライト、携帯電話バックライトにフォーカスしており、大量出荷、低価格、薄利が特徴。中国本土はイエロー–グリーンLEDを重視しており、狙いは屋外ディスプレイ、広告スクリーン、信号灯。これらのアプリケーションは低い製造技術、信頼性でよく、顧客は散在的であり、規模は小さいが、ほとんどの場合、土木計画であるので粗利は低くない。
中国本土は、世界の携帯電話の80%、ノートPCの95%、LCD TVの50%、LCDの95%を製造しているが、製造工場にすぎない。概して、重要原材料、中小サイズのパネル、大型パネルは日本、韓国、台湾の企業が独占している。
欧米の企業は、当初から一般照明という巨大市場をターゲットにしているので、活発なLEDバックライト市場には全く関与していない。2010年、出荷は大きく拡大したが、価格は劇的に下がった。このため、成長率は僅少にとどまった。日本、韓国、台湾の企業が最も急激に前進した。
(詳細は、www.researchinchina.com)